× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 原美術館でやってるヘンリー・ダーガー展を見てきたのだが、体力的にも精神的にも消耗したらしく、帰宅して風呂を沸かしたあとの記憶が途切れている。気づくと午前4時頃で、半裸状態で手にタオルを握ったまま布団の上に倒れていた。 体力を消耗したのは日差しと暑さのせいだと思う。今からこの有様で真夏はどうなるのか。 精神の消耗は、あの品川から御殿山界隈のえせハイソな雰囲気に加え、美術館内はキラキラ着飾ったギャル&カップルだらけで、ショップで図録を見て「ちょーカワイイ、これ欲しいー」と大喜びのギャルたちの景色を見て死にそうな気分になる等、一言では言い表せない心理的疲弊が重なった。 以前辛酸なめ子さんがブログで「クリエイターがどんなに命を削って作品を作っても結局その作品たちは金持ちたちのパーティの余興や暇つぶしに消費されるだけで、私たちは単に金持ちたちの慰み者に過ぎないんじゃないか」というようなことを書いていたのがずっと心に残っていて(あえて調べずに記憶だけで書いているので細部は間違っているかもしれない)、昨日はそれを思い出したのだった。 ダーガーの孤独の深刻さと「ちょーカワイイ」のギャップに落ち込んだ。そんなの、考えなきゃいいのにな。 ところで私はたとえこの先天変地異が起こって超セレブと玉の輿婚にこぎつけたとしても、おハイソ側の住人には永遠になれない。 昨日、帰りに有楽町の吉野家で豚丼を食べてるとき、心の底から安らいでいる自分に気づき、ああ私はもうずっとこっち側でいいやと思った。 PR |
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