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(下のエントリのつづき)
「ふつうに何事もなく過ごせる休日」のありがたみを改めて感じたのは、8月に入った頃から体調を崩していて、昨日あたりからようやく回復していたという事情もある。
私はもう、健康でさえあればもう他には何もいらない。という心境になるものだ。こういうときは。

ところで先日こういう本を読んで、内容にとても刺激を受けた。



シンプル&ラグジュアリーに暮らす

この本の著者は一人暮らしの2LDKのマンションに寝室をふたつ持っている。
通常リビングルームとして使う部屋を第二の寝室にしているのだ。
ひとつはウィークディ用の、白で統一したシンプルスタイリッシュな寝室。
そしてもうひとつは週末用の、フランスのクラシックホテル風のロマンティックなインテリアの寝室。

これだけ書くと単なる独身貴族のぜいたくなライフスタイル自慢のようだが、私が感じ入ったのは著者の徹底した合理主義だ。自分にとって必要なものとそうでないものの区別が非常に明確で、シンプルで迷いがない。
たとえば彼女の愛用するタオルひとつをとっても、

「なぜこれを使うか」

常に納得のできる明確な「実益」が説明されている。
たとえば、バスローブは、お風呂からあがってすぐに羽織れて、湯冷めすることなく別の用事を済ませることができるので、小さい子供がいる人など多忙な人こそ使うべき…とか。
よく外国の映画に登場する寝室でベッドの上に枕がたくさんあるのを見るが、あれは単なる飾りでなく実用を兼ね備えたものであることも解説されている。

いちばん重要なのは、最終的に生活のなかでどんな部分にプライオリティを置いているかということだ。それは単に自分ひとりだけが快適になるということにとどまらない。
インテリアの中心を寝室に置く、ということによって、毎日の睡眠を最高に心地よく保つ。
そのことによって日中の活動=仕事のパフォーマンスを最大限に上げる。
そうすることによって、彼女が仕事やプライベートで出会うすべての人々に最高のもてなしを提供することが出来る。つまり自分も他人もひっくるめて幸せになれるということだ。

というか、あれだ、
この本に載ってる著者の自宅の寝室が、うらやましすぎる。
たしかにあんなリッチなホテルの一室と見まごうような寝室が待っているのならば、仕事がどんなにつらくても頑張れそうだなあと思ってしまう。
「数回分の海外旅行を我慢すれば、それで余ったお金でこんな寝室が作れるのですよ」
という考え方は説得力がある。旅行だと一時的なものだが、家の寝室は毎日使えるのだから。

今の私にはあんなオードリー映画のような寝室は無理だけど、私なりの「大事」に焦点を当てた部屋づくりを少しづつでも実現してゆきたいと思うのだった。
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